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日本で世界遺産と登録されている物件は、世界文化遺産の他に、世界自然遺産があります。日本の自然溢れる景観が、財産として認められているもので、世界中の皆で自然がそこなわれないよう、保護していかなければいけません。
自然遺産とは
世界の文化遺産同様、自然遺産も私たち人類のために保護し、将来につなげて保存していかなければならないとするものです。景観を形作る地形や森林、草花だけではなく、そこに生活する動物たちも保護していかなければなりません。世界での自然遺産の登録数は160件、そのうち日本の自然遺産の登録数は「屋久島」「白神山地」「知床」の3件になります。文化遺産の登録の際の調査をICOMOSが行うのに対し、自然遺産の調査はIUCNが行います。
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IUCNとは
世界遺産委員会に対して、自然遺産の候補に対して評価や調査を行う機関です。IUCNの世界保護地域委員会が自然遺産の登録についての意見を述べます。対象となっている物件の自然性や、その保護制度を調査し、他に自然遺産として登録されている物件との比較をします。IUCNはICOMOS同様、世界遺産委員会にはなくてはならない機関なのです。
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自然遺産のカテゴリー
自然遺産は細かく8つに分けられます。「la」は厳正保護地域、「lb」は原生自然地域、「ll」は国立公園のことを指し、「lll」は天然記念物のことを指します。「lV」が種と生息地管理地域のことを言い、「V」が景観保護地域、「VI」は資源保護地域になります。この他にも四川省のジャイアントパンダ保護区などのように、カテゴリー分けできないものとに分かれます。
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自然遺産の保護
文化遺産の保護も大変なものがありますが、自然のものをそのままの姿で保護していくのは並大抵なことではありません。環境や地形を変えず、動植物の生態系も変えてはいけません。人の手で保護できるものは手段もありますが、自然のものはどうしてもそれが難しくなります。現在、世界的に問題になっている、地球温暖化も自然遺産を保護していく中でも重要なものになるでしょう。私たちが直接的に、自然遺産への保護や保存ができなくても、地球温暖化に対する取り組みはできるはずです。一人一人が意識を持って、温暖化に取り組むということは、世界遺産への保護へとつながっていくのです。自然遺産は作ろうと思って作れるものではありません。この地球が作り上げた自然の宝を皆が意識して守っていきましょう。
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